三国戦記 近江舞子ブログ

ごっつ三国、一騎当千サーバー、三国戦記所属、アカウント近江舞子のブログですー。

神話から歴史へ


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何事も始まりが肝心、中国神話のお話ですー。
中国の歴代国家は血統等の連続性のある国家ではありません、中国という土地は様々な民族が入れ替わり、勝ったものが統治する所謂バトルステージです。
「強い者が勝つんじゃない!勝った者が強いんだー!」
いにしえより伝わるカール・ハインツ・ シュナイダーというドイツの偉人の言葉ですねー。
そんなバトルステージにおいても、土地の始まりの神話は受け継がれています。

各地散り散りの伝承を無理矢理一本化して語りますー。
創造の神はなんといっても盤古さん!
昔、天界と地上は接していました。
ある日、盤古さんは地上から天界を持ち上げようと考え、 毎日コツコツ身長を伸ばして天と地の間にスペースを作ったのです 。
この時生まれた言葉が

「コツコツこそごっつ」

です、嘘です。
要するに天界と地上(天下)に世界を分割したわけですねー。
世界が2つに別れ天界に押し上げられた神と天下に取り残された神がいました。
天下に取り残された女媧と伏羲という夫婦(姉弟?) の神が人類の祖とされています。
そしてこの新たに出来たスペースを統治したのが神農(炎帝) です。
女媧、伏羲、神農この3つの神を総じて3皇と言います。
バブル期の3高とは別物なので注意してくださーい。私も3高とかいう寝言が言える時代に生まれたかったですよー。
やがて神農から天下の支配権を奪いとる者が現れます。
それが黄帝という神です、この黄帝から天下を取り返そうと反乱を起こしたのが神農の子孫で腕相撲の神様としてお馴染みの蚩尤ですねー。
ここから天下はバトルステージと化し、5人の帝が生まれましたー。
この皇と帝を足して作られた称号が皇帝ですよー。
五帝の1人せんぎょく(何故かNGワード)の孫の禹(う) さんが夏王朝を建てて以降、神話は歴史になりますー。

夏→殷→周→春秋戦国→秦→漢ですねー。
ザックリ行きましたが、神話の時代から中国はバトルにつぐバトルですねー。
私は神話から古代の期間の中国に降りたったら多分2秒で死にますよー。
3高という寝言が言えない時代ですが、 とってもぬるい日本に生まれて幸せだなーと再確認する今日この頃ですー。