やつらは西から!大怪獣毎週来襲!
春秋戦国時代とは要するに姫氏同士の親戚の争いでしたー。
姫氏諸侯国同士は、互いに王朝に名乗りを挙げない様に牽制し合う、そういう膠着が続いていたため、戦国とは言うものの、妙に安定した時代でもありましたー。
この安定を土台に中華文明は一気に花開きましたよー。
とはいえ、国同士に別れて常に臨戦態勢にはあったので、国内の邑の統合はますます進みましたー。
周王朝が分裂し、中華が複数の国に別れていた時代という認識が一般的ですが、よくよく見ると2500個以上の独立都市国家がどんどん統合されて行ったという側面もありますー。この春秋戦国時代は中華の統一国家誕生の準備期間とも言える統合の時代とも解釈できますよー。
ごく稀に、非姫氏諸侯国が力を持つと姫氏諸侯国は連帯し合掌軍を組織して潰していましたよー。
代表的な合掌軍の被害者は太公望が祖先の斉ですねー。
この妙なバランスによる妙な安定を崩壊させるバランスブレイカーがある日、西からやってきますー。
中華の僻地で誕生した新興弱小国家「秦」が突然化けましたー!
ヘボかった秦がなぜ急に台頭したのか?